高度な在庫管理と多彩な検査システムで
厳格な品質管理、高品質な製品を提供

ISO 9001認証のもと、入荷から出荷までの全工程で
高度な品質管理とトレーサビリティを徹底し、
設備自動化や多彩な検査システムを駆使して、
高品質な製品を短納期でお届けします。

ISO9001

当社は、ISO 9001認証を取得し、品質マネジメントシステムを導入しています。これにより、高品質な製品・サービスの提供を確実にし、お客様の満足度向上を目指しています。今後も継続的な改善を通じて、より一層の信頼と品質を提供してまいります。

社内資格制度

当社では、内部品質監査員、営業担当者、検査員、出荷許可責任者、営業出荷許可責任者、校正員などの社内資格を設けています。これらの資格は、厳格な教育・訓練と適正評価を経て、品質管理責任者の認定を受けた者だけが取得できます。高い専門性と信頼性を持つ人材によって、最高水準の品質管理を実現しています。

校正

マイクロメーターやノギスは、外部の校正機関で校正を実施しています。コンベックスは社内の標準器である直尺を用いて校正を行っています。Lザシについては、社内標準器の台付スコアを使用し、角度と直尺の長さを校正しています。社内の標準器はJCSSの校正証明書を取得しており、マイクロメーターと直尺は2年ごとに、その他の計測器は1年ごとに校正を実施しています。

自動洗浄機

製品の出荷時には、ウエスを使用してキリコ、切削油、汚れを丁寧に拭き取っています。また、一部の製品には洗浄機を導入し、自動で洗浄と乾燥を行っています。これにより、常に綺麗で高品質な状態での出荷を実現し、お客様の信頼に応えています。

設備入力の自動化

一部の切断機では、バーコードやQRコードを用いた寸法入力システムを導入しています。これにより、人為的な入力ミスを防ぎ、自動化と測定精度の向上を実現しています。こうした技術の活用により、信頼性と効率が高められています。

製品への自動刻印機能

一部の切断機では、切断後の製品取り違えを防止するために、自動刻印機能を導入しています。切断後に自動で製品に刻印を施すことで、異材混入の防止対策を徹底し、品質と信頼性を一層強化しています。

高度な在庫管理システム

当社では、QRコードおよびバーコードシステムを導入した高度な在庫管理を実施しています。定尺製品、残材、製品棚などにQRコードやバーコードを含むシールを貼付し、ハンディターミナルで出庫前や切断前にチェックを行うことで、誤出荷を防止しています。さらに、基幹システムと連携することで、正確かつ効率的な在庫管理を実現し、業務全体の精度とスピードを高めています。

正確で間違いのない商品を出荷するため、検査システムを多数導入しています。人の手による検査には限界があるため、
自社開発のシステムを含む自動化された検査システムを活用し、精度と信頼性の向上を図っています。

ワンショット検査システム

厚さ0.3~4mm、長さ700×700mmの製品を検査台に置き、ボタンを押すだけで厚み、幅(2ヶ所)、長さ(2ヶ所)、対角(2ヶ所)を約10秒で測定し、合否判定を行い迅速かつ正確な検査を実現し、効率と信頼性を大幅に向上させています。

デジタル検査システム

タブレット端末とBluetoothを活用したノギス、コンベックスルール、磁性チェック、個数カウンターを組み合わせた検査システムを開発・導入しています。これまでは人の目で検査数値を確認し紙に記録していましたが、測定値をリアルタイムでタブレット端末に送信し、合否判定と検査データの記録を効率的に行います。このシステムは、品質管理の高度化と生産性の向上に貢献しています。

分析器

大阪工場では、3台の成分分析器を導入し、外部から購入した製品についてはすべて材質検査を行っています。

超音波厚さ計

当社では、製品の外側から超音波を使用し、厚みを計測する装置を導入しています。この装置により、従来の測定方法よりも迅速に厚みを測定でき、製品の表面を傷つけるリスクが低減され、高精度な測定が可能となっています。